オゴスティックの遊び方とルール|距離の目安・勝敗の決め方
- 地域:
- アメリカ(ニューヨーク・ブルックリン)
- タグ:
- 少人数, 球技, 北米, インディーズ, 若者向け
この記事の要点
- 人数
- 2–8 人
- 試合の長さ
- 決まりはない。1分間のタイムアタックでも遊べる
- 道具
- スティック2本と麻のボール1個(市販のセット)
- 広さ
- 2人の間隔5〜10m。長さ12〜15mほどの開けた場所
このゲームはどんなもの?
オゴスティック(Ogostic、商品名は「Ogo Stick」)は、米国ニューヨーク・ブルックリンのスポーツトイブランド OgoSport(オゴスポーツ) が作った屋外遊びの道具です。 鹿の角のような形をした木製のスティックを2人がそれぞれ手に持ち、 麻で編まれたボールをスティックの先に引っ掛けて相手に投げ、 相手はスティックの先端で キャッチ します。手でボールに触れずにキャッチボールをする、新しい感覚の遊びです。
OgoSportは2004年、ブルックリンでデザイナーのリック・グッドウィン氏とケビン・ウィリアムス氏が立ち上げたブランドで、 「Move. Think. Play.」を合言葉に、体を動かしながら創造力も育てる遊び道具を作っています。 日本では2019年3月に発売され、道具がコンパクトで持ち運びやすいことから、 芝生・ビーチ・キャンプ場での遊びとして紹介されるようになりました。 ラクロスをよりシンプル・優雅にしたような所作が特徴です。
図:橙の帯と矢印が、2人の間の距離の目安(5〜10m)です。ボールは前に強く押し出すより、上へ高く放り上げるほうが受け取りやすくなります。スティックとボールは実際より大きく描いています。
必要な道具と準備
オゴスティックに必要な道具はごくわずかで、準備もほとんど要りません。スティック2本と麻のボール、そしてお互いに数メートル離れて立てる平らなスペースがあれば、その場で始められます。
- スティック — 鹿の角のように先端が分かれた木製のスティック。1人1本、2人で2本使います。この先端にボールを引っ掛けて投げ、また受け止めます。紹介記事によると、先端は丸く削られています
- ボール — 麻で編んだ網目のあるボール、1個。編み目にスティックの先が入ることで、手を使わずに投げたりキャッチしたりできます。やわらかく、当たっても痛みが少ないのも特徴です
- 広いスペース — 紹介記事では、お互いの距離は5〜10mが目安とされています。ボールが頭上に高く上がるので、木の枝や電線、周囲の人がいない開けた場所を選びましょう
- 動きやすい服装と靴 — 走りながら投げ合うと運動量がぐっと上がります。芝生やビーチでは滑りにくい靴があると安心です
コートと道具の寸法
オゴスティックは市販の遊び道具で、競技団体や公式の規格はありません。コートの広さも決まっていません。下の表は、日本発売時のプレスリリースと、遊び方の紹介記事に書かれている目安です。
| 項目 | 目安 | 備考・出典 |
|---|---|---|
| セット内容 | スティック2本 + ボール1個 | 日本発売時のプレスリリース |
| スティックの長さ | 全長約42.5cm | 同上。紹介記事では、子供には握りが少し太いとの感想もある |
| 素材 | スティックはブナ材、ボールは麻 | 同上 |
| 対象年齢 | 6歳以上 | メーカーの推奨年齢 |
| 相手との距離 | 5〜10m | 遊び方の紹介記事の目安。はじめは短くてよい |
| 遊ぶ場所の広さ | 決まりはない | ボールが高く上がるので、上方向の空きも確認する |
ボールの直径は、メーカーが公表している数値を確認できなかったため載せていません。
日本での発売時の価格は2,500円(税別)でした。道具はコンパクトで軽く、リュックに入れて手軽に持ち運べるのも魅力です。まずはお互いの距離を短めにとり、キャッチの感覚をつかんでから少しずつ離れていくのがおすすめです。
推奨人数・年齢層
| 形式 | 人数 | 備考 |
|---|---|---|
| 基本 | 2人 | セットはスティック2本 + ボール1個 |
| 輪になって回す | 3人以上 | スティックを人数分そろえれば、人数を増やして遊べる |
| 幼い子と | 大人1人 + 子供 | 大人がスティックを持ち、子供が投げたボールをスティックで受ける「輪投げ」のような遊び方もある |
メーカーの推奨年齢は6歳以上です。
ルール
オゴスティックは「麻のボールを、手を使わずスティックだけで投げ合い、落とさずに続けられるか」を楽しむ遊びです。まずは下の最小ルールだけ覚えれば、その日のうちに遊べます。
あそびかたの流れ(最小ルール)
- 2人で5〜10mほど離れ、向かい合って立ちます
- 片方がスティックの先端にボールを引っ掛け、相手に向かってふわりと投げます。前に押し出すよりも、上へ高く放り上げる意識で投げると相手が取りやすくなります
- 相手はスティックの先端でボールを キャッチ します。先端をボールの編み目に差し込むように受けるのがコツです。手は使いません
- キャッチしたら、そのまま同じ要領で相手に投げ返します
- これを繰り返し、落とさずに 何回連続でキャッチできるか(ラリーの回数)を楽しみます。時間を決めて、その間に何回続いたかを数えるタイムアタック式でも楽しめます
最初は「落とさずに続ける」ことだけ意識すればOK。慣れてきたら、次の標準ルールで動きや駆け引きを少しずつ足していきましょう。
標準ルール(技を加える)
- 手を使わない — ラリー中は、ボールを手で触らず、スティックだけで扱うのが基本です。うっかり手で受けたくなりますが、そこを我慢するのがこの遊びの醍醐味です
- 落としたら拾って再開 — 落としたボールは、スティックの先ですくい上げて再びラリーを始めます。最初の1投だけは手でボールを先端にかけてもよい、と決めておくと始めやすくなります
- 投げ方の工夫 — 前方へ強く投げるより、山なりに高く上げるほうが相手のキャッチが安定します。慣れてきたら、あえて左右にずらして相手を走らせる変化をつけても盛り上がります
- 勝敗のつけ方 — 競技性を求めるなら、連続キャッチの回数や、制限時間内の成功回数で勝負します。「落としたら交代」といった簡単なルールを足すのもおすすめです
公式競技ルール
オゴスティックは特定のメーカーが作った遊び道具で、公式の競技団体や統一ルール、公式大会は見当たりません。紹介記事でも「ルールは決まっていない」とされています。遊ぶグループごとに、距離・勝敗の決め方・使うスティックの数などのハウスルールを決めて楽しみます。以下の「得点計算の例」や「判定の迷いどころ」も、仲間内で決めるときの 例 として読んでください。
得点計算の例
公式の得点方法はないので、ここでは仲間内で使える数え方の例を紹介します。
図:左はスティックの先でキャッチできた成功(緑の輪)、中央は地面に落ちてラリーが終わった場面(橙の破線の輪)、右は手でつかんだ反則(赤い×)です。
- 例1:ラリーの回数 — AさんとBさんで、A→B→A→Bと数えて、8回目のキャッチの後の投球をBさんが落としたら、記録は 8回 です。自己ベストの更新を目指します
- 例2:1分間のタイムアタック — 1分間に成功したキャッチを数えます。途中で落としたら、拾って続け、成功数だけを足します。3回落としても、成功が15回なら 15回 です
- 例3:落としたら1点(3人の輪) — 3人で順番に回し、ボールを落とした人(受け損ねた人)に1点をつけます。先に3点になった人の負け、と決めると短時間で1ゲームが終わります
よくある反則・判定の迷いどころ
どれも公式ルールではなく、遊ぶ前に仲間内で決めておくとよい点です。
- 手で触った — ラリー中に手でボールに触れたら、キャッチ失敗とするとわかりやすいです。スタート時にボールを先端にかける時だけは手を使ってよい、と決めておくとスムーズです
- 地面に一度ついた — ワンバウンドしたボールをすくい上げても、ラリーの回数には数えない、と決めておくとよいでしょう
- 引っ掛かっただけか、キャッチか — ボールがスティックの先に乗って止まれば成功、はじいて落ちれば失敗、というように「止まったかどうか」で判定すると揉めにくくなります
- 届かない球 — 明らかに相手が届かない場所へ投げた場合は、投げた側の失敗にする、というルールにすると、相手の取りやすさを考えて投げる練習になります
- 振り回し — スティックで人をたたかない、相手の近くでスティックを振り回さないことは、どんなハウスルールでも最優先です
楽しむコツ
初心者がつまずきやすい点
- 手でつかみたくなる — 我慢してスティックでキャッチに専念
- 力任せに投げる — ふわっと放物線で、相手のキャッチしやすい高さを意識
- 動かない — 落下点に足を運んでから受けると、キャッチが安定します
盛り上げる工夫
- ペアでラリー回数の自己ベストを更新する遊び方
- グループで輪になって、順番に回すパス回しスタイル
年齢別のアレンジ
- 子供: 距離を3m程度に縮める。握りが太く感じたら、大人が隣で投げ方を見せる
- 大人ビギナー: まずはキャッチからゆっくり
- アクティブ層: 距離を広げたり、走りながら受けるルールを足したりする
日本で遊ぶときの工夫
- 通販やアウトドアショップで購入できます。キャンプ場やグランピング施設のアクティビティとして貸し出されている例もあります
- 公園の芝生・河川敷・ビーチが最適。ボールを高く上げるので、周りの人や木の枝、電線から離れて遊びましょう
- まだ知名度が低いので、公園で遊んでいると注目されます。周りの子供に「やってみる?」と声をかけると輪が広がります
よくある質問
Q. どれくらいの広さが必要ですか?
公式の規格はありません。紹介記事の目安は2人の距離5〜10mなので、前後に余裕を足した長さ12〜15mほどの開けた場所があれば安心です。ボールを高く上げるので、頭上に木の枝や電線がないことも確かめましょう。
Q. 勝ち負けはどうやって決めますか?
公式ルールはなく、勝敗は遊ぶ人同士で決めます。連続キャッチの回数や、制限時間内の成功回数で比べる方法がわかりやすいです。3人以上なら「落としたら1点、先に3点で負け」のようなルールも使えます。
Q. 芝生以外でも遊べますか?
遊べます。ボールが地面を転がるゲームではないので、芝生のほか砂浜や土の広場でも楽しめます。砂浜では足元が不安定になるので、距離を短めにすると続けやすくなります。
Q. 子供は何歳から遊べますか?
メーカーの推奨年齢は6歳以上です。スティックとボールをうまく扱えない小さな子とは、大人がスティックを構えて子供がボールを投げ入れる遊び方から始めるとよいでしょう。
Q. 何人で遊べますか?
セットはスティック2本なので基本は2人です。スティックを人数分そろえれば、3人以上で輪になってボールを回すこともできます。
もっと知りたい人へ
- OgoSport 公式サイト(英語) — メーカー。2026年9月時点では、公式サイトの商品一覧にオゴスティックは見当たりませんでした
- 日本発売時のプレスリリース(@Press) — OgoSportの概要と製品仕様
- ハピキャン「大人も夢中になれる『オゴスティック』」 — 遊び方の紹介
- 関連: ラダーゴルフ、スパイクボール — 道具で投げて楽しむ芝生遊び
このページをシェア