ティフトン芝
Cynodon dactylon × Cynodon transvaalensis
バミューダグラス2種の交雑から選抜された、葉が細かく密なスポーツ用の芝。サッカー場や競技場で使われる。種子ができないため、切芝や苗で殖やす。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 暖地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 10–25 mm |
| 繁殖法 | 切芝 / 苗(プラグ) |
| 管理度 | 手間がかかる |
| 原産地 | 交雑種(栽培由来) |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 7–10 |
|---|---|
| 日照条件 | 日なた |
| 水やり | 普通 |
| 生長の速さ | 速い |
| 適した土壌pH | 5.5–7 |
| 出やすい病害虫 | シバツトガ・ヨトウ類 / ダラースポット / サッチの蓄積 / 冬枯れ・凍害 |
育て方
気候と日照
バミューダグラスの交雑品種で、競技場に使われる暖地型。葉が細く密度が高いぶん、要求される管理水準も高い。日なた専用で、日陰では急速に薄くなる。
植えつけ
種子ができない交雑種なので、切芝かほふく茎で入れる。適期は5〜7月。床土の排水を確保しておかないと、密度が上がったときに蒸れる。
水やり
乾燥には強いが、密度を保つなら夏は週1〜2回の深い散水が要る。
刈込
刈高10〜25mm、生育期は週2回。密度が高く生長も速いので、刈込を1週飛ばすとすぐ軸刈りの領域に入る。リール式が望ましい。
施肥
6〜8月に月1回。密度を維持するぶんバミューダグラスより肥料を要求する。秋の窒素は止める。
病害虫と冬越し
サッチの蓄積が最大の管理課題で、年1回は更新作業(バーチカル・目砂)が要る。害虫はシバツトガ・ヨトウ類。冬は休眠して茶色くなり、寒冷地では枯死する。