セントオーガスティングラス
Stenotaphrum secundatum
幅の広い葉と匍匐茎で広がる、暖地型のなかでは珍しく日陰に強い芝。米国南部の住宅地で定番。踏圧には弱く、寒さにも弱い。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 暖地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 40–90 mm |
| 繁殖法 | 切芝 / 苗(プラグ) |
| 管理度 | 手間は普通 |
| 原産地 | 熱帯・亜熱帯アメリカ, 西アフリカ |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 8–11 |
|---|---|
| 日照条件 | 半日陰 |
| 水やり | 多め |
| 生長の速さ | 速い |
| 適した土壌pH | 5.5–7.5 |
| 出やすい病害虫 | シバンムシ類(チンチバグ) / ブラウンパッチ / ラージパッチ / サッチの蓄積 / 冬枯れ・凍害 |
育て方
気候と日照
暖地型のなかで最も耐陰性が高く、亜熱帯の庭でよく使われる。沖縄や南九州の海沿いが適地で、塩害にも比較的強い。葉が幅広く、寝転がると柔らかい。踏圧には弱いので、球技をする場所には向かない。
植えつけ
種子は流通しないので、切芝かほふく茎で。適期は初夏。ほふく茎が地表を這って広がるため、隣接する花壇には侵入する。
水やり
暖地型のなかでは水を要求するほう。夏は週2回、朝に深く与える。
刈込
刈高40〜80mmと高め。低く刈るとほふく茎が露出して弱る。生育期は週1回。
施肥
生育期に月1回の窒素。ただし過肥はサッチとチンチバグを招くので、控えめに保つ。
病害虫と冬越し
チンチバグの吸汁で日なた側から円形に枯れる。ブラウンパッチとサッチにも注意する。耐寒性は低く、氷点下が続く地域では越冬しない。