大葉高麗(オオバコウライ)
Zoysia matrella
高麗芝のなかでも葉幅が広く、丈夫さを優先した系統。細かい美しさより耐久性が要る公共緑地や、手をかけられない庭に向く。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 暖地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 15–30 mm |
| 繁殖法 | 切芝 |
| 管理度 | 手間が少ない |
| 原産地 | 日本 |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 6–10 |
|---|---|
| 日照条件 | 日なた |
| 水やり | 少なめ |
| 生長の速さ | ゆっくり |
| 適した土壌pH | 5.5–7.5 |
| 出やすい病害虫 | ラージパッチ / サッチの蓄積 / 雑草の侵入 |
育て方
気候と日照
高麗芝より葉幅が広く、性質は野芝寄りの丈夫さを持つ暖地型。日なたと水はけのよい土を好む。踏圧に強いので、子どもが走り回る庭や球技をする場所に向く。
植えつけ
切芝を3月下旬〜6月に張る。生育が旺盛で目地が早く塞がるため、目地を3cmほど空けて枚数を節約してもよい。
水やり
活着後は雨だけでほぼ足りる。乾燥に強く、真夏の数週間の日照りにも耐える。
刈込
刈高15〜30mm、月2回程度。葉が広いので低く刈っても密には見えず、やや高めに保ったほうが緑が濃く見える。
施肥
5月と9月の年2回で足りる。窒素を効かせすぎると刈込回数だけが増える。
病害虫と冬越し
高温多湿期のラージパッチに注意する。生育が旺盛なぶんサッチも溜まるので、2〜3年に一度は春に掻き出す。冬は休眠して茶色くなる。