ケンタッキーブルーグラス
Poa pratensis
青みがかった濃い緑と、地下茎で自分から広がって傷を埋める回復力が持ち味。寒さに非常に強い一方で夏の高温多湿は苦手なため、日本では冷涼地向き。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 寒地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 25–60 mm |
| 繁殖法 | 種子 / 切芝 |
| 管理度 | 手間は普通 |
| 原産地 | ヨーロッパ, アジア, 北アフリカ |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 2–7 |
|---|---|
| 日照条件 | 日なた |
| 水やり | 多め |
| 生長の速さ | 普通 |
| 適した土壌pH | 6–7.5 |
| 出やすい病害虫 | さび病 / ダラースポット / 雪腐病 / コガネムシ幼虫 / ブラウンパッチ |
育て方
気候と日照
寒さに最も強い寒地型で、北海道や標高の高い地域が本来の適地。地下茎で横に広がるので、傷んでも自力で塞がる。本州平野部では夏越しが最大の関門になり、夏に半日陰になる場所のほうがかえって残りやすい。
植えつけ
種子または切芝。発芽に2〜3週間かかるので、雑草に先を越されないよう播種前の除草を丁寧に行う。適期は9月。単独より、立ち上がりの早いペレニアルライグラスと混播して使うことが多い。
水やり
夏は多めに要る。朝に深く、週2〜3回。浅く頻繁に与えると根が浅くなり、かえって夏に弱る。
刈込
刈高30〜50mm。夏は高めに保って地面を陰らせると株が消耗しにくい。生育期は週1回。
施肥
春と秋に窒素主体で。真夏の施肥は病気を呼ぶので避ける。年間を通じては秋の施肥がいちばん効く。
病害虫と冬越し
さび病・ダラースポット・雪腐病、根を食うコガネムシ幼虫に注意する。寒さには強く、雪の下でも越冬する。むしろ梅雨明けからの2か月をどう凌ぐかで結果が決まる。