ファインフェスク(レッドフェスク)
Festuca rubra
針のように細い葉と、寒地型で随一の日陰への強さが特徴。肥料も水も少なくて済むが、踏圧には弱いので、木陰など歩かない場所に向く。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 寒地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 30–60 mm |
| 繁殖法 | 種子 |
| 管理度 | 手間が少ない |
| 原産地 | ヨーロッパ, アジア, 北アメリカ |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 3–7 |
|---|---|
| 日照条件 | 日陰 |
| 水やり | 少なめ |
| 生長の速さ | ゆっくり |
| 適した土壌pH | 5.5–6.5 |
| 出やすい病害虫 | ダラースポット / 雪腐病 / さび病 |
育て方
気候と日照
寒地型で、芝草のなかでも耐陰性が際立って高い。落葉樹の下や北側の通路など、他の芝が育たない日照3〜4時間の場所で使う。暑さと踏圧には弱いので、歩き回る場所には向かない。
植えつけ
種子。9月が適期。土は痩せていてよく、むしろ肥沃すぎると他の草に負ける。日陰では発芽後の生長が遅いので、雑草を抜きながら1年かけて密にしていく。
水やり
乾燥に強く、日陰では蒸発も少ないため、ほとんど不要。与えすぎると根腐れとコケを招く。
刈込
刈高40〜70mm、月1〜2回。刈らずに柔らかく倒れた姿のまま使う「ノーモアローン」的な使い方もできる。
施肥
年1回、秋に少量。窒素を効かせると葉が軟らかくなって病気が出る。基本は無施肥に近い管理でよい。
病害虫と冬越し
ダラースポットと雪腐病。日陰で風が通らないと発生しやすいので、落ち葉は溜めない。踏圧で禿げた場所は自力で戻らないため、秋に追い播きする。