バミューダグラス
Cynodon dactylon
成長が速く、傷んでもすぐ埋まる回復力が最大の武器。暖地のスポーツターフの主役だが、日陰にはめっぽう弱く、伸びが速いぶん刈込を怠るとすぐ乱れる。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 暖地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 10–40 mm |
| 繁殖法 | 種子 / 切芝 / 苗(プラグ) |
| 管理度 | 手間は普通 |
| 原産地 | アフリカ, 南ヨーロッパ, アジア |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 7–10 |
|---|---|
| 日照条件 | 日なた |
| 水やり | 普通 |
| 生長の速さ | 速い |
| 適した土壌pH | 5.5–7.5 |
| 出やすい病害虫 | シバツトガ・ヨトウ類 / ダラースポット / 冬枯れ・凍害 / 雑草の侵入 |
育て方
気候と日照
暖地型で、暑さと踏圧への強さは芝草のなかでも最上位。ほふく茎と地下茎の両方で広がるため、傷んでも驚くほど早く塞がる。日陰にはほとんど耐えないので、一日6時間以上の直射がある場所に限る。
植えつけ
種子・切芝・ほふく茎のいずれでも。適期は5〜7月で、地温が20℃を超えてから。広がる力が強く、花壇や隣家へ侵入するので、根止め材を20cm以上の深さで入れておく。
水やり
乾燥に非常に強く、活着後は雨だけでほぼ足りる。真夏に色が抜けても、水をやれば数日で戻る。
刈込
生長が速く、生育期は週1〜2回。刈高10〜30mm。低く刈るほど密になるが、そのぶん刈込頻度が上がる。
施肥
生育期(6〜8月)に月1回の窒素で色と密度が保てる。秋以降の窒素は冬枯れを悪化させるので止める。
病害虫と冬越し
シバツトガやヨトウ類の食害で、一晩で葉が刈られたようになることがある。冬は休眠して完全に茶色くなり、関東以北では低温で株ごと枯れる年もある。緑を保ちたい場合は秋にペレニアルライグラスをオーバーシードする。