バヒアグラス
Paspalum notatum
深く根を張り、痩せた土や乾燥に耐える丈夫な芝。種子で安く広げられる反面、穂がよく立つので刈込を怠ると見た目が荒れる。法面や粗放な緑化向き。
基本データ
| 科 | Poaceae |
|---|---|
| 生育型 | 暖地型 |
| 暑さ耐性 | ●●●●● |
| 寒さ耐性 | ●●●●● |
| 日陰耐性 | ●●●●● |
| 踏圧耐性 | ●●●●● |
| 乾燥耐性 | ●●●●● |
| 刈高 | 50–100 mm |
| 繁殖法 | 種子 |
| 管理度 | 手間が少ない |
| 原産地 | 中央アメリカ, 南アメリカ |
育つ環境
| 耐寒ゾーン(USDA) | 7–11 |
|---|---|
| 日照条件 | 日なた |
| 水やり | 少なめ |
| 生長の速さ | 普通 |
| 適した土壌pH | 5.5–6.5 |
| 出やすい病害虫 | 雑草の侵入 / コガネムシ幼虫 / シバツトガ・ヨトウ類 |
育て方
気候と日照
暖地型で、痩せた砂質土と乾燥にきわめて強い。根が深く、法面の緑化や放牧地に使われてきた。密度は低く、庭の観賞用というより「地面を保たせる」ための芝。日なたを好む。
植えつけ
種子が流通しており、播種で広い面積を安く作れるのが最大の利点。適期は初夏。発芽はやや遅く2〜3週間かかる。
水やり
深根性でほとんど不要。干ばつで休眠に入り、雨が戻れば回復する。
刈込
刈高50〜80mm、月1〜2回。太い花茎(V字の穂)が次々に上がるため、見た目を整えたいなら花茎が伸びる夏は刈込回数が増える。
施肥
年1回で十分。肥料を求めない芝で、与えても密度はさほど上がらない。
病害虫と冬越し
病気には強く、問題はもっぱら雑草の侵入とコガネムシ幼虫・ヨトウ類。冬は休眠して茶色くなる。耐寒性は高くないので、寒冷地には向かない。