ラダーゴルフ入門 — アメリカ生まれ、ボラをはしごに引っ掛ける投擲ゲーム
- 人数:
- 2–4 人
- 地域:
- United States
- タグ:
- 1on1, 投擲, 北米, 家族向け, パーティ
このゲームはどんなもの?
ラダーゴルフ(Ladder Golf)は、アメリカで広まった屋外の投擲ゲームです。
「ラダートス(Ladder Toss)」「ラダーボール(Ladder Ball)」とも呼ばれ、
商標名の Ladder Golf® として市販のセットが売られていることでも知られます。
2つの球をひも(ロープ)でつないだ投擲具 ボラ(bola) を下手で放り投げ、 数メートル先に立てた 3段の横バー(ラング)を持つはしご に引っ掛けて得点を競います。 ロープがバーに巻きつき、ぶら下がったまま残れば得点。 どの段に掛かったかで点数が変わり、上段ほど高得点です。
道具さえあれば芝生・庭・ビーチ・キャンプ場のどこでもすぐ始められ、 BBQ やパーティの傍らでだらだら遊べる手軽さから、北米の定番アウトドアゲームになっています。
必要な道具と準備
ラダーゴルフは道具が少なく、準備もほとんど要りません。最低限、はしご1台とボラ数本、そして数メートルの平らな地面があれば始められます。
- はしご(ラダー) — 2本の縦柱に3段の横バー(ラング)を渡した的。市販セットは樹脂パイプ製で、各段の間隔は約30cm。倒れにくいよう自立する構造になっています
- ボラ(bola) — ゴルフボール大の球2つを、約30cmのナイロンひもでつないだ投擲具。1人3本が基本で、チームごとに色分け(例: 赤と青)されています
- 投擲ライン — はしごから離れて立つ位置を示すライン。カジュアルには約5m(15フィート)が目安。ロープやテープ、木の棒で示せば十分です
- 地面 — 芝生・土・砂・ウッドデッキのいずれでもOK。はしごが安定して立つ平らな場所なら、公園でもキャンプ場でも遊べます
市販の樹脂セット(はしご+ボラ6本)は数千円で手に入り、これひとつで一式そろいます。慣れてきたら、はしごを2台向かい合わせに立て、両側から交互に投げ合う本格スタイルにするとテンポよく遊べます。場所は、球を投げても人に当たらない、少し離れた相手に向けて安全に放れるスペースを選びましょう。
推奨人数・年齢層
| 形式 | 人数 | 1人あたりのボラ |
|---|---|---|
| 個人戦 | 1対1 | 3本 |
| チーム戦 | 2対2 | 3本 |
| 持ち回り | 3〜4人 | 3本 |
年齢を問わず楽しめます。子供は距離を近く(2〜3m)、大人は5m前後で。力よりコントロールが物を言うので、体格差があっても勝負になります。
ルール
ラダーゴルフは「ボラをはしごの横バーに引っ掛けて、より多く得点する」シンプルなゲームです。まずは下の最小ルールだけ覚えれば、その日のうちに遊べます。
あそびかたの流れ(最小ルール)
- はしごを立て、そこから約5m離れた位置に投擲ラインを引きます
- じゃんけんなどで先攻を決め、先攻の人が持ち球3本のボラを1本ずつ、下手で放り投げます
- ボラのロープがいずれかの横バーに巻きつき、ぶら下がったまま残れば成功。上段=3点/中段=2点/下段=1点
- 先攻が3本投げ終えたら、後攻が同じように3本投げます
- このやり取りを1ラウンドとし、そのラウンドで掛かって残ったボラの点数を数えます
- ラウンドを繰り返し、先にぴったり21点 に到達した人(チーム)の勝ちです
最初は「バーに引っ掛ける」ことだけを意識すればOK。慣れてきたら、次の標準ルールの得点計算を足していきましょう。
標準ルール(技を加える)
- 投げ方 — 下手でふわりと山なりに。ロープがバーに巻きつくよう、球をやや回転させながら投げるのがコツです
- 相殺(キャンセル)ルール — 相手と自分のボラが同じ段に掛かった場合、その段の点数は互いに打ち消し合い、どちらも0点になります。狙う段の読み合いが生まれます
- ちょうど21点(バスト) — 合計がぴったり21点で勝ち。21点を超えると、そのラウンドで得た点数は無効(バスト)になり、加算されません。終盤は「あと何点必要か」を計算して段を狙い分けます
- 弾き落とし — すでに掛かっているボラに自分のボラを当てて落とすと、その分は得点になりません。最後に残ってぶら下がっているボラだけが数えられます
公式競技ルール
市販の Ladder Golf® などが定める公式ルールでは、投擲距離(約5m/15フィート)、段ごとの点数(3・2・1)、相殺と「ちょうど21点」、ボーナス点などが定められています。代表的なボーナスは、1ラウンドで3本すべてを同じ段に掛ける、または上・中・下の3段すべてに1本ずつ掛けると+1点、というもの。ローカルルールも多いので、遊ぶ前に「距離・ボーナスの有無・相殺の扱い」を全員で確認しておくと安心です。
楽しむコツ
初心者がつまずきやすい点
- 力任せに投げない — 強く投げるとバーに当たって弾かれる。ふわっと山なりに乗せる方が巻きつきやすい
- ロープの回転を意識 — 球が縦に回るように放ると、ロープがバーに絡んでぶら下がりやすい
- 狙う段を先に決める — なんとなく投げず、「今回は中段」と決めてから投げるとコントロールが安定する
盛り上げる工夫
- 相殺ルールを入れると、相手と同じ段を避ける読み合いが生まれて一気に戦略的になる
- 終盤の「ちょうど21点」争いが一番の見どころ。バストを避けるため、あえて低い段を狙う場面も
- ボーナス点(3本同じ段・3段制覇)を有効にすると、一発逆転が生まれて盛り上がる
年齢別のアレンジ
- 子供: 距離を2〜3mに縮め、上段3点にこだわらず「掛かったら成功」で
- シニア: 椅子に座ったまま投げてもOK。距離を短くすれば無理なく楽しめる
- 競技志向: 距離5mを正確に測り、相殺・バスト・ボーナスをすべて適用
日本で遊ぶときの工夫
- 市販の樹脂セット(はしご+ボラ6本)は数千円。まずはこれ一式で十分に遊べる
- 手作りも簡単。塩ビパイプではしごを組み、ゴルフボール2つをひもでつなげばボラになる
- 名前が「ラダーゴルフ」「ラダートス」「ラダーボール」と複数あるので、購入時は形状(3段はしご+ボラ)で確認すると確実
- 風の強い日は軽い樹脂はしごが倒れやすいので、脚に重しを置くと安定する
もっと知りたい人へ
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